独立してからはじめて営業について考えるようになりました。
色々な営業法がありますが私は税理士紹介会社は使っていません。
税理士業界のことを考えると税理士紹介会社はなくなればいいなとすら思ってます。

税理士紹介会社の手数料はかなり高い
税理士紹介会社を通じて顧問契約が決まると、税理士側が手数料を払います。
金額は紹介会社によって違いますが、初年度の顧問料の70%を超えることも珍しくありません。
たとえば月3万円の顧問契約なら、25万円を超える金額が紹介会社にわたります。
税理士紹介会社ではないですが日本政策金融公庫から融資を受けたとき、担当者からフリーランスのスキルを売り買いするマッチングサービスの利用を勧められました。
そのときは詳しく知らなかったので、あとで実際に見てみました。
すると、確定申告を2~3万円で請け負っている税理士が並んでいました。
もちろん、そういうサービスを使う税理士が悪いとは思っていません。
ただ、私はそこに自分の事務所を載せたいとは思いませんでした。
むしろ、そこに自分の事務所が載ることが恥ずかしいなと思ってしまいました。
こういう仕組みが当たり前のように広がっているのを見ると、税理士は自分で営業できない、紹介会社を通さないと仕事が取れない、そう見られているのではないかと感じます。
私はそこに、悔しさがあります。
営業を外注したくない
私が税理士紹介会社を使わない理由は、手数料の高さだけではありません。
営業を外注したくないのがいちばん大きいです。
自分が望んだお客様と仕事をしたいからです。
雇われていた頃、若かったこともあり、一番最後に入社した立場でもありました。
そのせいか、みんなが嫌がるお客様を回されることがありました。
実際、そのお客様とのやり取りはしんどかったです。
でも、もっときつかったのは、独立して事務所を辞めると伝えたあとです。
自分ではやりたくないから、事務所のボスに
「あのお客さんは切ってください」と言っていたのを聞いたことです。
結局、そのお客様は、誰も本気で引き受けたいわけではなくただ、立場の弱い人に回っていただけだった。
私はあの感じが、すごく嫌でした。
誰と仕事をするかを、自分で決めたいと独立してから、そう強く思うようになりました。
紹介会社が連れてきたお客様は、私を選んでくれたわけではありません。
条件や価格で並んだ中から、なんとなく選ばれたのでしょう。
他の税理士が利用していることを否定するつもりはありません。
あくまで、私はそうしたくないというだけです。
私は丸投げが好きではありません。
営業もそうですし、税理士探しもそうです。
色々な苦労があって作った会社だからこそ
独立して会社を続けるのは、簡単ではありません。
資金の不安や売上が安定しない時期を乗り越えたからこそ今があるのでしょう。
何も考えずにここまで来た人なんて、いないはずです。
そうやって続けてきた大事な会社の数字を、誰に見てもらうのか。
その相手を選ぶところには、もう少し手間をかけてもいいと私は思っています。
たしかに、税理士を探すのは面倒です。
違いもわかりにくいですし、ホームページを見ても似たようなことが書いてあることも多いです。
でも、少なくともこの記事にたどりついてここまで読んでいる方で、税理士探しを誰かに丸投げしようとしている方は、いないでしょう。
自分で調べて、話を聞いて、合うかどうかを確かめる。
そうやって選んだ税理士と、長く付き合うほうがいいと私は思っています。
税理士紹介会社を使う人を否定したいわけではありません。
でも私は、営業まで外に任せて仕事を取りたいとは思いません。
大切な会社を見てもらう相手なら、探すところから、できれば丸投げしないでほしい。
それが、今の私の率直な気持ちです。
【余白ログ】
アルテミス2のYouTubeを観ながらBGMはColdplayの「Every Teardrop Is a Waterfall」を流してます。
有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMERで好きだったコーナーのリフトオフのBGMで久しぶりに聞いてます。