普段からブラウジング時の広告ブロックに uBlock Origin を愛用していたのですが、
Google ChromeのManifest V3移行に伴い一時的に使えなくなったため、代替として AdGuard を入れてみました。
今回は導入から使用感までを簡単にまとめます。
広告ブロックとは?
広告ブロック(Ad Block)とは、Webサイトやアプリに表示される広告を非表示にする機能やツールのことです。
ブラウザ拡張機能や専用アプリとして提供され、以下のような広告を遮断できます。
- バナー広告
- 動画広告(YouTubeなどの再生前・途中)
- ポップアップ広告
- SNSのタイムライン広告
主な機能
- 広告の非表示:記事や動画、画像広告などをブロック
- トラッキング遮断:Cookieやスクリプトによる行動追跡を防止
- セキュリティ強化:マルウェアやフィッシング広告を防ぐ
- 通信量の節約:広告読み込みが減る分、データ使用量を節約
- 表示速度向上:ページ表示が速くなるため快適
なぜuBlock OriginからAdGuardへ?
uBlock Originは軽量かつ高性能で人気を集めてきましたが、2024〜2025年にかけてブラウザ拡張の仕様変更(Manifest V2→V3)が進行中。これにより、従来版は機能制限や動作停止のリスクがあります。
そこで、Manifest V3対応済みのAdGuardが注目されています。AdGuardはブラウザ拡張だけでなく、
PCやスマホ全体を保護するアプリもあり、ブラウザ外の広告も遮断可能という強みがあります。
uBlock OriginとAdGuardの比較
項目 | uBlock Origin | AdGuard |
---|---|---|
対応仕様 | Manifest V2(終了予定) | Manifest V3対応済 |
カスタマイズ性 | 高い(やや上級者向け) | 高い |
動作範囲 | ブラウザのみ | ブラウザ+OS全体 |
値段 | 無料 | 3ライセンスで買い切り3,980円(無料版あり) |
主な強み | 軽量・柔軟なフィルタ追加 | プライバシー保護機能が豊富 |
実際に使ってみた感想
AdGuardを数日間使ってみて、全体的には満足度が高いものの、いくつか気づいた点もありました。
Yahooだこんな感じです。
AdGuard無し(左)有り(右)。👇️


✅ 良かった点
- ブラウザに依存しないスタンドアロン型なので、Google Chromeの仕様変更(Manifest V3など)による影響を受けず、今後も安定して広告ブロックが可能。複数のブラウザを使っている人にも安心。
- iPhone版では、YouTubeアプリの広告もブロックできる機能があり、驚きました。
Safariだけでなく、アプリ内広告にも対応しているのは大きなメリットです。 - 3ライセンス付きだったので、PCだけでなくiPhoneにも導入可能。
⚠️ 気になった点
- 一部のWebサイトでは、uBlock Originより読み込みが遅く感じる場面がありました。
特に広告の多いニュースサイトなどで、フィルタ処理が重くなる印象。 - iPhoneではAdGuardも優秀ですが、280blockerのほうがブロック率が高いように感じました。
特に日本の広告に強く、Safariでの体感速度も速め。

【エントリーで2人に1人最大100%ポイントバック】【正規品】AdGuard 無期限版 [Windows・Mac・Andoroid・iOS用][広告ブロックソフト ] ソースネクスト 広告ブロック 広告ブロッカー アドブロック アドブロッカー 広告非表示 アドガード
まとめ
uBlock Originの一時的な制限をきっかけに導入したAdGuardですが、結果的により広範囲で安定した広告ブロック環境を手に入れることができました。
特に、ブラウザに依存しないスタンドアロン型である点や、iPhoneアプリでもYouTube広告を遮断できる点は大きな魅力です。
もちろん、サイトによっては読み込み速度に差が出ることもあり、iOSでは280blockerの方が優れている場面もありますが、複数端末で一括管理できるライセンスや、将来的な仕様変更への強さを考えると、AdGuardは非常に頼れる選択肢だと感じました。
広告に煩わされず、快適なブラウジング環境を求める方には、ぜひ一度試してみてほしいツールです。