Amazonビジネスは、ひとり社長や個人事業主でも使えるサービスです。
今回は、実際に使ってみたメリット・デメリットを税理士の視点でまとめました。

Amazonビジネスとは
Amazonビジネスは、法人・個人事業主向けのAmazonアカウントです。
通常のAmazonとは別に、事業用として登録します。
個人アカウントはそのまま残せるので、プライベートと仕事で使い分けができます。
個人Amazonとの大きな違いは3つ。
・インボイス(適格請求書)を取り込みやすいこと
・freeeに商品ごとに取り込める
・Amazonビジネスの方が安い商品がある
使ってわかったメリット・デメリット
使ってみて感じたメリットは3つあります。
まず、個人でプライム会員なら追加費用ゼロで始められることです。
「Businessプライム Duo」という仕組みで、個人プライムに紐づけて使えます。
月額費用を気にせず利用できるのがいいかなと。
次にfreeeとの連携です。
Amazonビジネスは、freeeにインボイスを取り込めるのが便利です。
消耗品や書籍をまとめて買っても、商品単位で明細が入るので、あとで経理をするときにラクです。
もうひとつは、ビジネス価格で通常より安く買える商品もある。
全品ではないですが、備品や消耗品はちょこちょこ安くなっています。
一方でデメリットも3つあります。
まず、送料は全品無料ではない ことです。
個人プライムと同じ感覚で使うと、「あれ、送料かかる?」となることがあります。
次に、アカウントの切り替えが面倒なことです。
個人用とビジネス用のアカウントを使い分ける場合、毎回ログインし直すのが地味に手間です。
ただ、Google Chromeならプライベート用と仕事用でブラウザを分けて使えるので、そこまで大きなデメリットではないかでしょう。
一方で、Kindleの電子書籍をスマホで読むような使い方だと、少し面倒に感じます。
もうひとつは、Kindleなどのデジタルコンテンツはfreee連携できないことです。
そのため、この部分は手入力が必要になります。
実際のところ、お客様で電子書籍を経費として購入されている方は、今のところ見たことがありません。
私は電子書籍を読むので少し手間に感じますが、読まない方には関係ない話です。
経理を後回しにしないことがいちばんの節税
結論として、個人でプライム会員なら入れておいて損はないかなと。
追加費用はゼロですし、登録するだけで事業用アカウントが使えます。
経理の効率化という観点だと2つのことが大事です。
ひとつは、プライベートと事業用で分けることです。
同じアカウントで買い物をしていると、後からこれはプライベート、これは事業用なのかと確認する手間が増えるからです。
Amazonビジネスを使えば、その確認は不要になります。
もうひとつは、入力を減らすこと。
freeeと連携すれば、商品名やインボイスが自動で取り込まれるので、勘定科目の確認だけで済むからです。
手入力の手間が減るぶん、経理に割く時間も減ります。
経理をためてしまった結果、期限に間に合わせるために経費計上をしないケースは、少なからず見てきました。
だからこそ、地味ですが経理に時間をかけない仕組みを設計するのが重要です。
経理をちゃんとするのが、いちばんの節税だと今までのお客様をみて思っています。
【余白ログ】
昨日は、朝はジム。
午後は税理士業とブログを。