やらないことを決めるのが大事

独立したら、何をやるかより、何をやらないかを決めることのほうが大事だと思います。
それを守り続けるには、お金の準備が必要です。
お客様を見ていても、自分の経験からも、そう感じています。


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制約と誓約

ビジネス書によく「やらないことを決めなさい」と書いてあります。
初めて見たときは、ふーんそうなんだ、程度でした。

その後、ハンターハンターの「制約と誓約」を思い出し腑に落ちました。
自分に制限を課すことで、力が増す、という内容です。
制約を守り続けること(誓約)があってはじめて意味を持つ、と私は自分に当てはめています。


やらないこと

例えば、私が独立時に決めたのはこんなことです。
レシートの入力代行をしない。
異業種交流会に参加しない。

独立したばかりだと売上は喉から手が出るほど欲しい状況です。
それでもやらないことを決めていると、ご依頼があってもすぐに断れます。

雇われていたころ、独立することを伝えると
「会計業界でレシートの入力代行をやらないなんて、ありえない」
と言われました。

知人から
「レシートの入力代行をしてくれる税理士を探しているんだけど」
と声をかけてもらったことがあります。

独立時期が同時期の友人から
異業種交流会に一緒に行かない?と誘われたこともあります。

すべて迷いなく断りました。
ひとりでやっている以上、なんでもかんでもは無理です。

やらないことを守るには

誓約を守ることは並大抵のことではありません。
正直、独立当初は軸がブレブレでした。
制約を破って目先のお金に飛びつきたいなと思っていた時期もありました。

私が誓約を守り続けられた理由は、独立資金を貯めていたからです。
税理士を目指した時点で独立することは決めていました。
だから、雇われ時代にコツコツと貯めていました。

それでも念には念を入れ、創業融資も受けました。
資金が0になった時点で、ゲームオーバーになるからです。

創業融資は実績がない分、審査が通りやすいです。
資金が尽きてから融資を申し込んでも、赤字だと通らないケースがあります。
そうなると廃業という選択肢しか残りません。

借金と聞くと怖いですが、独立直後にどんどん貯金が減っていくのも精神的にきます。
利息はかかりますが、融資で借りたお金は必要がなければ手をつけなければいいだけの話です。

【余白ログ】
アルテミス2関連で前情報無しで映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を観たのですが結構面白かったです。

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