振込手数料、どちらが負担していますか。
昔から何となくこちら負担にしているとか、取引先に言われるままそうしている、というケースもあるかもしれません。
私は、基本的には相手負担にしたほうがいいと思っています。
手数料そのものというより、経理の手間が増えるからです。

振込手数料を自社負担にすると、入金確認が少しややこしくなる
振込手数料を自社負担にしていると、通帳には手数料が差し引かれた後の金額だけが載ります。
でも、その入金だけを見ても、いくら手数料が引かれたのかまでは書いていないことがあります。
そのため、請求額と入金額がぴったり一致しません。
差額の理由を自分で考えないといけなくなります。
実務では、簿記の問題みたいに親切に書いてくれない
私が大学卒業後、入社3ヶ月で入力担当になった会社で、振込手数料を自社負担にしている会社がありました。
通帳には、振込手数料が差し引かれた後の金額しか載っていませんでした。
でも当時の私は、その処理をちゃんと理解できていなくて、通帳に載っている入金額をそのまま入力してしまっていました。
そのお客様は入力件数が最も多く、ミスも相当な数になりました。
お客様から指摘があり修正作業にかなりの時間を費やしました。
簿記の問題なら、問題文に「振込手数料は先方負担」や「当社負担」と書いてあります。
だから、どう処理するかはわかります。
でも、実務ではそこまで親切じゃありません。
通帳に載っている金額を見ながら、自分で「これは振込手数料が引かれたんだな」と判断しないといけません。
このあたりは、勉強と実務の違いを感じたところでした。
振込手数料分値下げしてでも、相手負担にしたほうがラクなことがある
取引先に言われるがまま、振込手数料をこちらで負担しているケースもあるかもしれません。
ただ、手数料そのものは小さくても、入金確認や経理の手間まで含めると、負担はあります。
だから私は、振込手数料分値下げしてでも、振込手数料は相手負担にしたほうがラクだと思っています。
たとえばfreeeで口座連携をしていると、入金額をもとに仕訳が推測されます。
本当の売上が100,000円でも、振込手数料330円が差し引かれて99,670円だけ入金されると、
預金99,670 / 売上99,670
のように推測されることがあります。
でも、本来の売上は100,000円です。
そのため、不足している330円分を
支払手数料330 / 売上330
として毎回手入力しなければなりません。
自動でラクになるはずの口座連携でも、振込手数料を自社負担にしていると、結局は手作業が残ります。
それなら、最初から請求条件をシンプルにして、請求額どおり入金される形にしたほうがラクです。
「振込手数料は相手負担でお願いしたい」と言いにくければ、「経理処理の都合で」と添えるだけで伝えやすくなります。
【余白ログ】
昨日は朝からメジャーをみて、日本の野球はデーゲームで、1日野球を堪能しました。